SESSION 0INNOVATION FES.参加案内

SPEAKER / 032026.09.16 登壇予定

豊泉 太郎

TARO TOYOIZUMI

理化学研究所 脳神経科学研究センター
数理脳科学研究チーム チームディレクター
東京大学大学院情報理工学系研究科 連携教授

豊泉 太郎さん
TARO TOYOIZUMIINNOVATION FES. / 2026

LEARNING & ADAPTATION / 学びを解き明かす

複雑な現象の奥に、
学びの原理を見つける。

人は、経験からどのように学び、判断を変えていくのか。物理と数学を出発点に、脳と環境の相互作用を研究する数理脳科学者。

歩みと考え方を読む
DISCOVER HOW WE LEARNIDEAS MEET ACTION. 09.16

学習の仕組みを、基本原理から問う。

東京工業大学で物理学を学び、東京大学大学院で数理脳科学へ進む。出発点にあるのは、物理学のように、脳にも複雑な現象を説明できる基本法則があるのではないか、という発想だった。

EPFLでの研究、コロンビア大学での共同研究を経て、2011年から理研で研究チームを率いる。統計力学や情報理論の手法を用い、神経回路が経験に応じて変化し、環境に適応する仕組みを調べている。

関心は脳の内部にとどまらない。行動すると、環境から応答が返ってくる。その往復を学習モデルに取り込む必要性を語り、人と機械、個体と社会の相互作用にも視野を広げている。

その挑戦が、
動かしてきたこと。

01

2016 / AWARD

文部科学大臣表彰・若手科学者賞

神経回路の学習法則に関する理論的・実証的研究で受賞。神経可塑性を理解する理論の構築に取り組んできた。

02

RESEARCH

学習と適応の数理モデル

神経細胞や回路の変化を、情報処理の仕組みから捉える。睡眠中の学習、脳活動の揺らぎなども研究対象にしている。

03

ACADEMIC LEADERSHIP

理研・東京大学での研究と教育

理研CBSチームディレクター、東京大学連携教授。2026年から学術誌Neural NetworksのEditor-in-Chiefを務める。

大切にしている
考え方。

LEARNING & ADAPTATION / 学びを解き明かす

行動と応答の往復から、学びを捉える。

本人のインタビューでは、環境を単なる情報の入力源として扱うだけでは足りないと指摘している。自分の行動に対して何が返ってくるかまで含めて考えることが、動的な学習モデルへの関心につながっている。

公開情報をもとにした編集部による要約です。

視点を育てた、歩み。

  1. 2001–2006

    物理から数理脳科学へ

    東京工業大学で物理学を学び、東京大学で博士号を取得。

  2. 2003–2010

    海外での研究

    EPFL、コロンビア大学で理論と実験をつなぐ研究を経験。

  3. 2011–

    理研の研究チームを率いる

    神経回路の学習・適応の基本原理を探究。

  4. 2019 / 2025

    研究・教育の現在

    2019年から東京大学連携教授。2025年から理研CBSチームディレクター。

この日、
一緒に考えたいこと。

09.16WED / 2026

講演20分 + パネル登壇

講演テーマ / 予定

脳は、正解のない世界をどう生きているのか。

  1. Q01

    新しい情報は、どのように判断を変えるのか。

  2. Q02

    行動した結果の応答から、何を学ぶべきか。

  3. Q03

    不確実さや揺らぎを、どう理解すればよいか。

企業の取り組みとの接点は、このイベントで考えるテーマです。研究が本サービスの効果を実証したという意味ではありません。

この登壇者に会いに行く

イベントの参加申込を受け付けています。

この二人の視点も。

プロフィールの参考資料・写真出典

本人・所属組織の公開情報と取材資料をもとに構成しています。見出しと当日のテーマは企画案であり、本人の発言の引用ではありません。

写真出典:理化学研究所 豊泉研究室 ↗